2011年08月27日
映画「大鹿村騒動記」撮影の場を巡る

2011年7月に公開された映画「大鹿村騒動記」は、長野県大鹿村に300年以上続く素人歌舞伎「大鹿歌舞伎」を題材にした物語。この映画の主演者原田芳雄は、この映画公開直後に逝去し、彼にとっての遺作となりました。しかもこの映画は、原田芳雄が、あるテレビドラマの収録で大鹿村を訪れたときに、大鹿歌舞伎に対する村人の想いに感動し映画化を発案し、実現されたもの。作品中に演じられている歌舞伎「六千両後日文章 重忠館の段」は大鹿歌舞伎だけで演じられている題目だそうです。実在する鹿塩温泉「山塩館」や、地酒喜久水が登場したりと、南信州の味わいをいっぱいに感じられる作品。阪本順治監督、忌野清志郎「太陽の当たる場所」が主題歌に起用されているのも印象的でした。
この映画上映もあり、南信州の大鹿村が注目を集めています。
大鹿村を訪ねると、映画の撮影スポットなどを紹介するパンフレットも配布されているとのこと。ゆっくり出かけてみてはいかがですか?
Posted by network-jimukyoku at 11:00│Comments(0)
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