南信州飯田のお練祭は今月26日~28日

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2010年03月18日 18:46



南信州飯田エフエムのフリーマガジン(画像)に、
今月行われるお練りまつりの記事が
特集されていましたのでご紹介しましょう。

諏訪には「御柱祭(おんばしらまつり)」という
有名な神事があります。
これは桓武天皇の頃、坂上田村麿が陸奥の蝦夷征伐の際、
諏訪明神へ祈願をこめて奥州路へ下ったところ、
神の助けを得て蝦夷を平定することが出来たのに感謝し、
桓武天皇に奉上して諏訪神社の社領を増加し、
信濃一国に社殿を修造させ、
七年目毎に改造させる制を定めたことが初めと言われています。
それに起源して寅(とら)と申(さる)の式年毎に
諏訪では式年御柱祭が行われるようになりました。

この諏訪神社ととてもゆかりの深い飯田の大宮諏訪神社でも、
7年に一度、御興渡御(みこしとぎよ)と呼ばれる
式年大祭が行われています。

今年はまさにその寅年。
飯田大宮諏訪神社の式年祭礼に合わせて、
飯田市内では「お練りまつリ」が
3月26日(金)、27日(土)、28日(日)に行われます。

お祭のメインは市街地を絢爛豪華な行列が練り歩く「大名行列」で、
徳川時代の風俗を偲ぶことができる貴重な文化財と評されています。

また「東野大獅子」は重さ30キロもある獅子頭の舞で、
全国にも例がない郷土芸能。
大獅子を起こして寝かせるまでを舞う圧巻の舞を是非ご覧下さい。

現在「飯田お練りまつり資料館」が
飯田市知久町一丁目と、中央通り三丁目に
オープンしています。
(~3月28日まで。開館時間10:00~18:00 月曜休館)


お練祭りの詳細が書かれたサイトもみつけましたので参考にしてください。

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